2018年4月18日(水)異常な金銭欲
離婚裁判の期日日。 ダイニングのカレンダーには、ばぁばの字で大きく印がつけてある。 ママは、台所でいつものように弁当を用意していた。 太朗は起きて来たのに、姿が見えない。 きっとばぁばと布団上げをしているか、ゴミ出しの用… もっと読む 2018年4月18日(水)異常な金銭欲
離婚裁判の期日日。 ダイニングのカレンダーには、ばぁばの字で大きく印がつけてある。 ママは、台所でいつものように弁当を用意していた。 太朗は起きて来たのに、姿が見えない。 きっとばぁばと布団上げをしているか、ゴミ出しの用… もっと読む 2018年4月18日(水)異常な金銭欲
子の面会交流の調停は月に1度やってくる。 これまでは、主人を見ると動機がして息が苦しくなるという、 ストレス障害を避けるため、私は弁護士会館に車を止めることにしていた。 平成30年2月に養子縁組無効の第一審判決がでた。 … もっと読む 2018年4月12日(木)小ますぎやろ
太朗がばぁばと寝ると言い出した。 その日、4歳10か月ぶりに、ママは一人で寝た。 手足を広げて寝るということが、こんなに寂しいものだんだと思った。 不思議な涙がこみあげて、しかし一人、穏やかに眠りについた。 そんなお泊り… もっと読む 2018年4月3日(火)お泊りチャレンジ
調査官調査の報告書ができたという。 裁判所から電話がかかってきた。 調査報告書は、裁判所内でしか閲覧および複写が禁じられている。 受付で閲覧の申し込みを済ませ、 担当の事務員さんとコピーをとりに一階へ降りる。 角の部屋の… もっと読む 2018年3月29日 パパとの距離
4月から保育園でいうと年中さんになる太朗。 今日は春休み3日目である。 ばぁばがお守をひきうけてくれるおかげで、 私は太朗と太朗のいとこたちに挨拶をして家を出る。 「今日は事務所?」と太朗。 「うん、事務所。」 私が答え… もっと読む 2018年3月26日(月)強いられた鯉
名古屋でテナントを借りている管理事務所から着信。 珍しことである。 「もしもし?」 私が返事をすると、事務員の女性は息巻くように話し出した。 「お宅さんへ送った封筒がね、ぐちゃぐちゃに折られて、 白い別の封筒へ押し込んで… もっと読む 2018年3月14日(水)届かない郵便
連日、新幹線や電車に乗っている。 快速電車は私のゆりかごである。 新幹線の揺れは誘われないが、 快速電車にはたまらず瞼が下りる。 しかしながら、今日は安心できない。 なぜかというと、目と鼻の先にまで針先が迫ってくるからで… もっと読む 2018年3月6日(火)反射作用
ワンクール3か月。 最後の療育の日である。 太朗は保育園のひな祭りを休んで、療育にいくと宣言した。 彼をやる気にさせているのは、花マルシールの効果だろう。 療育が終わると先生から花マルのしールがもらえるのだが、前回は節分… もっと読む 2018年3月2日(金)楽に生きるトレーニング
十年来の付き合いである、心の支援者。 判決の報告を待ってくださっていた人の一人である。 市役所務めをリタイアされ、今が青春とばかりに、趣味の活動にお忙しい。 お二人は、尋問の日にも法廷に来てくれた。 私や母がどれほど勇気… もっと読む 2018年2月23日(金)お祝い
判決の言い渡しの翌日である。 メールの受信箱を開くと、弁護士の先生からメールが届いていた。 マラソンを走り終えた時のように、鼓動が早くなる。 呼吸が乱れる。心臓が跳ねる。 正しい判決をもらっても今だ万歳ができない理由。 … もっと読む 2018年2月8日(木)判決主文