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2018年4月12日(木)小ますぎやろ

子の面会交流の調停は月に1度やってくる。
これまでは、主人を見ると動機がして息が苦しくなるという、
ストレス障害を避けるため、私は弁護士会館に車を止めることにしていた。

平成30年2月に養子縁組無効の第一審判決がでた。
そして3月からは、私は主人を避けることを辞めた。
私は守られている。
周りには理解者がいる。
審判を得てからは、そう思えるようになった。
それがきっかけで、私は主人を見る練習を始めようと思った。

将来待ち受ける面会交流では、
私は主人と会うことを避けては通れない。
太朗のためにも、平然と主人に会わなければならないのだ。

裁判所の真ん中の駐車場に止め、主人が来るのを待った。
主人が裁判所に入る姿を見届けよう。
そして、私自身に現れるであろう反応を確かめようと思った。

予定時刻の5分前。
主人の車が駐車場に入ってきた。
私の車に気付いてか、主人は避けるように奥のスペースへ駐車した。
並列にならんだ、白と黒の車の間に、知らない人のグレーの車が位置している。
私は、あえて黒い車を見るように、顔を主人の方へ向けた。
主人は、私の視線を避けるように、携帯をさわっている。

主人の方が先にその状況にギブアップしたようであった。
すぐさま代理人弁護士が、主人の黒い車の前に駐車をした。

主人はまってましたとばかりに飛び出て、
代理人にすり寄るようにして笑顔を振りまいていた。


30分後。
私の晩になり、調停部屋へ入る。
調停員が聞く。

「奥さん、最近ご主人の家の周りをうろつきましたか?」






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