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2018年2月23日(金)お祝い

十年来の付き合いである、心の支援者。
判決の報告を待ってくださっていた人の一人である。
市役所務めをリタイアされ、今が青春とばかりに、趣味の活動にお忙しい。
お二人は、尋問の日にも法廷に来てくれた。
私や母がどれほど勇気づけられてきただろう。

今日は、そんなお二人が勝訴のお祝いにと、会食の席を設けてくださった。
残念ながら私はというと、勝訴の余韻に浸る間もなく、
太朗のインフルエンザや、家事育児に奔走し、とめどなく日々が過ぎているところだった。

窓側に着席する。
春霞を予感させる良いお天気。
お城が一望できる。
なんと良い席を用意してくださったのだろう。

祖母を連れて参加した母が私の隣に座る。
こちら側には親子三代が揃っている。
向いには、スーツ姿のUさん、Yさん。

なによりも私を案じてくれた人達がここにいる。
温かいお茶をすする。
ここらで一服。
やっと一区切り出来たような気持ちになる。

「とにかく、、本当に、よかったですね。」

祝いの席は、その言葉に始まり、その言葉に終わった。








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