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2017年8月18日(金) インサイドヘッド

太郎を心療内科で診てもらうことにした。
私が通院しなければいけないだけのダメージを受けているのだから、子供にも影響があることは明らかだ。

親が暴力を振るったり、暴言を吐いているシーンを見せられてきた子供は、児童福祉法や児童虐待防止法で言う虐待にあたる。
これを面前DVと言う。
手を挙げられてないなくても、成長過程の子供の脳に支障がでる。
脳の障害は症状がすぐに出るわけではなく、診察するのも難しい。

だが、ママにはわかるのだ。
太郎の心が苦しい時、私も苦しかった。
私が歯を食いしばり我慢をしているとき、表現の術を知らない太郎は、ママの何倍も我慢をしてきただろう。

太郎には、子供の成長を害する計り知れない負担を背負わせて来てしまった。

ママは太郎を守るため逃げ出した。
逃げたらママも救われた。

だけど、未だに後遺症は残る。
この後に及んで発病するものもある。
裁判のたびに、面会の度に生々しく蘇る記憶。傷口が開く。

日ぐすりとはよく言ったものだ。
どうか早く忘れさせて欲しい。

保育園でフリーズしてしまうこと。
「ママを助けるために僕は何ができる?」と先生にこっそり相談していること。
寝ていても「ママ!ママ!」と叫ぶこと・・本当は主人と同居しているときのほうが酷かった。
その時に気づいて病院につれて行ってやれなくてごめんね。

太郎のインサイドヘッド。
ママが喜びの色に塗り替えてやりたい。

 

 

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