全域大雨洪水警報発令。保育園はお休み。「いぇーい！」天気予報を片目に、太郎のガッツポーズが見えた。１３時、神戸の弁護士事務所の予約が気になる。私がどうしてもと頼んで設定してもらったからだ。太郎を連れて「面会交流」の相談には行けず、仕方なく日時を変更してもらおうとメールを打つ。女性の先生は、「私の知り合いも保育園が休みで子供が休みで・・お電話しようと思っていました。」とすぐさま理解を示してくれた。男性弁護士と女性弁護士の違いはこういうことだと思う。もしかすると、女性が女性ならではの依頼をするときは、同性弁護士の方がストレスが少ないかもしれない。

昨日の晩、義理の父母の夢を見た。二度と会いたくない人にも会えてしまうのが夢だ。現実は７０そこらの歳だけれど、夢の中では９３歳になっていた。老夫婦は塔のてっぺんまで追い詰められ、逮捕されるという瞬間だった。老人らは未だ罪を認めていなかった。私はこれが最後だと階下から必死で叫び訴えるが、声は風にかき消されてしまう。老人は、つかまるくらいなら飛び降りると窓から身を乗り出す。私はこれまでの様々な思いがぐちゃぐちゃになって涙が止まらない。そして私は、老人を引き留めることも、背中を押すこともせず、最期までこの目で見ていようと思った。涙をぬぐったところで目が覚めた。