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2017年8月6日(日)

太郎の風邪をもらってしまった。数年前から風邪をひくと頭の動きも鈍くなるようになった。重たい体を引きずるようにして図書館へ行く。太郎はすっかり良くなって、本棚の間にかくれんぼをして遊んでいる。ママは面白そうな絵本探すが、冴えない。いつもなら数分で見つかるものも、判断が鈍って、10冊が決められないのだ。この感じ。鬱の時を思い出してしまう。

主人と同居をしていた2013年~2014年、私の体調はすこぶる最悪だった。朝は体が重たく立ち上がることが精いっぱいだった。太郎の朝ごはんやお弁当を作ること(ちっぽけなこと)に立ち向かっていた。お昼前になると徐々に良くなって、多少前向きな考え方ができた。太郎がおなかにいた臨月でさえ、体重は42キロとガリを極めていた。生きていることが精いっぱいなはずなのに、なぜか今と同じように働いた。なんとか無理をおして働けてしまっていた。主人からいつ罵声を浴びせられるかわからない。いつ出て行けと怒鳴られるかわからない。寝ても覚めても危機感と隣り合わせだった。そうゆうわけで、私も太郎も戦場の戦士だった。弓矢がどこから飛んでくるかわからない。いつも防御態勢を決めていた。交感神経が高ぶって深く寝付けることはなかった。疲れているはずなのに昼寝もできず、体が「休む」ということを拒んでいるようだった。太郎も同じで寝るのが苦手な赤ちゃんだった。ママが抱いていないと目を覚まし泣き出すのである。これにはトイレにも行くことができなかった。

今は、うとうとすることができる。未だ戦士だけれど、戦場を離れることができる。今日、太郎は3時間昼寝をした。

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