朝９時半から神戸校の見学説明会。本龍野駅までバァバと太朗が送って行ってくれた。

ママが切符をかって、１番のプラットフォームに立っていると、「おーい、ママー。」ロータリーで声がする。

太朗が窓から体を乗り出して手を振っている。ママはびっくりして大げさに手を振る。

太朗を目線で見送って、ママはまた無表情に戻る。すると「マァマー！！！」again。

顔をあげると、ロータリーを一周して戻ってきたのだろう。いたずらに笑って手をふる太朗。ママの表情が晴れる。

 

神戸校はアシュタンガのクラス。主任の伸びやかな声、しなやかな動き。うらやましい。私も練習を続けよう。

欲を出さずに同じことを毎日、毎日。いつか出来る日が来ると思う。

説明会が終わり電車に飛び乗って、網干駅についたのは１１時４０分。駅の階下でかわいい声がする。

青いつばの帽子をきて、丁寧にあごひもをつけて、スイカの上下の服をきた僕がいる。

「マァマ～。」かわいい声の僕は、満面の笑みで迎えてくれた。